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鹿島港は、茨城県の南東部鹿島灘に面し、北は大洗町から南東部は利根川河口の神栖市に至る、延々70kmにわたるゆるやかな曲線をなす海岸線の中央よりやや南に位置している。
鹿島湊を中心とする鹿島灘沿岸地域は、従来、利根川等の自然的障害を受けて交通の便にめぐまれずまた、広漠とした砂丘地帯のため農耕地としての生産性も低く、開発は立ち遅れていた。
しかしながら、本地域は首都東京から80kmの至近距離に位置しており、加えて水資源として年間流入量11億m3の霞ケ浦をひかえ、工業用地としても3、300ha以上の土地が集約的に確保できるとともに地耐力も極めて大きく、さらに豊富な労働力を期待できる等、有利な工業立地条件にめぐまれていた。
以上のような本地域の特性に着目し、大型船舶を対象とした掘込式港湾建設を中核として、鉄鋼、石油等の基幹産業コンビナート立地のための工業用地の造成を図るとともに、さらに工業用水等の関連施設を整備することにより、大規模な臨海工業地帯を形成してきたものである。
臨海工業用地としては、工業団地造成事業ならびに神之池の埋立てとともに掘込航路を中心に、高松地区(694ha)に鉄鋼を中心とした工場群を、神之池東部地区(817ha)に石油精製、石油化学・火力発電所等の設置を、神之池西部地区(558ha)に鉄鋼製品の二次加工その他の工業を、波崎地区(329ha)に化学工業その他の工業がそれぞれ立地され、計2、398haの整備が完了した。
抜粋資料:茨城県
「MAP OF KASHIMA」 |
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